一番茶はどこで収穫されるのですか？

お茶の産地、最南端は沖縄です。今年も例年通り、沖縄がいち早く新茶の収穫を発表しました。3月下旬、沖縄県国頭村で新茶の初収穫が報告されました。生産量が少ないため、沖縄はいわゆる「新茶前線」には含まれません。この「新茶前線」とは、各地域の新茶の収穫時期を示すものです。日本最南端に位置し温暖な沖縄で新茶シーズンの幕開けとなります。その後、新茶前線は徐々に北上し、鹿児島、宮崎、静岡、福岡、三重、静岡、京都、埼玉と進み、最後に茶の産地最北端の新潟へと移動していきます。ただし、同県内でも茶畑が山間部にある場合は、気温が低いため収穫時期が前後する可能性があることを覚えておく必要があります。

新茶の収穫の最盛期は4月下旬から5月上旬で、この時期はゴールデンウィークとも呼ばれます（1週間に祝日が多数あり、多くの人がこの時期に長期休暇を取ります。年間のカレンダーによっては9～10日間の休暇を取ることもあります）。

桜と同じように、多くの日本人は新茶の季節を春の到来と暖かい気候の到来だと感じる傾向があります。

この記事はYUNOMIに最初に掲載された「新茶の初摘みはどこで？」です。