よろずや

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▼はじめに

300年以上の歴史

1701年創業の山形県酒田市、萬屋は、東北地方で高品質なお茶、贈答品、そしてサービスで知られています。萬屋とは旅するセールスマンの意味で、私たちの祖先は日本各地を旅し、地元の大名のために密かに品物、お茶、そして伝言を運んでいました。萬屋家は、裕福な商人、農家、そして酒造業者が集まるこの独特な地域に、国産のお茶や陶磁器、そして後には海外の製品を紹介する先駆者でした。

酒田は港町であり、かつては日本海を航行する北前船の重要な中継地点でした。明治時代（1868～1912年）、この地域で栽培された米は船で大阪へ送られました。帰路では、萬屋家が販売するために、九州の陶磁器や京都の文化品が船に積み込まれました。

萬屋一族は幾世代にも渡り、栄枯盛衰を乗り越えてきました。1894年の庄内地震では、店全体と周辺地域の大部分が焼失しました。第二次世界大戦中は売るものがなくなり閉店し、90年代にはバブル期に空前の成長を遂げ、そして今、日本の地方は不況に見舞われています。

イギリス人女性が家族に加わる

2008年、17代目であり一人息子の私が、イギリス・ロンドン出身の外国人花嫁を連れて家業に復帰しました。それが私です。2015年に家業に加わり、秘密のカウントシステムから地元の特別な茶葉ブレンドまで、お茶のビジネスを学び、お客様との交流を深め、新しいお客様を開拓しています。この魅力的な旅に、皆さんもご一緒できることを大変嬉しく思います。

▼当社の歴史と情報