春が戻ってきました！桜をはじめとする春の花々が咲き、植物が育ち、鳥たちがさえずっています。この季節にぴったりのドリンクをご紹介します。美しいピンク色の、クリーミーで夢のようなこのドリンクは、きっとご友人やご家族を驚かせるでしょう。

塩漬けの桜の花とグレナデン

主原料の塩漬け桜の花。美しい見た目だけでなく、塩漬けすることで生まれる独特のバニラの香りも楽しめます。ハーブティーとして飲んだり、ケーキや餅（和菓子）にしたりと、様々な用途でお楽しみいただけます。

レシピ:

塩漬けの桜の花

ミルクを美しく染めているのはグレナデンシロップ。これは、カクテルなどのドリンクによく使われる、酸味のある赤いシロップです。ベリーのような風味が桜のフレーバーとよく合います。

お皿に桜、カップにミルクとグレナデン

ミルクと茶葉

このレシピは、お好みの紅茶とミルクでお楽しみいただけます。このレシピでは、和紅茶、日本産紅茶、無糖豆乳を使用しています。個人的には、日本産紅茶は植物性ミルクと相性が良いと思います。

日本の気候で栽培された紅茶は、世界の他の地域の紅茶に比べて、マイルドで渋みが少なく、適度な甘みがあります。砂糖やミルクを入れなくても美味しくお召し上がりいただけます。

私はケニアやスリランカの紅茶には牛乳を使いますけど、日本の紅茶にミルクを入れたいときは大抵豆乳を入れます。

[1カップ分]

桜の花の準備：塩抜きのため、桜の花を水に10分間浸し、1〜2回水を替えます。飾り用の花1〜2個をペーパーナプキンで水気を切って、500Wの電子レンジで10〜30秒加熱し、乾燥させます。

電子レンジ加熱前（左）、電子レンジ加熱後（右）
お茶の淹れ方：ポットにお湯を注ぎ、茶葉と桜の花を1つ入れ、3～5分蒸らします。お持ちのお茶の淹れ方に従ってください。
ミルクを泡立てる：グレナデンミルクを牛乳に加え、コンロか電子レンジで温めます。ミルクフォーマーか泡立て器を使って泡立てます。蓋付きの瓶を使って激しく振って泡立てることもできます。
カップに牛乳を注ぎ、紅茶を静かに注ぎます。紅茶の花を加えるか、手で砕いて上から振りかけます。