山で野生の食用植物を採って調理したことがありますか?
春は山菜採りにぴったりの季節です。山菜とは文字通り山菜、つまり野生の食用植物のことです。日本では様々な種類の山菜を採ることができます。


タラの芽(タラノメ) -トウキの新芽

縄文時代から1万年以上もの間、人々は山に山菜を求めて行き、野生の植物を食用とし、塩漬けや乾燥などの保存食として利用してきました。現代では、ほとんどの食材が店頭で手に入る時代ですが、それでも山菜は人々の生活に欠かせないものとなっています。特に春になると、地方に住む人々は山へ山菜採りに出かけます。山菜取りツアーは毎年春に地方で開催され、都会に住む人々にも人気のアクティビティとなっています。
私も山菜が大好きです。苦味が好きなので、山菜を食べると体が目覚めます。( 日本の「春の苦味」はどんな味? をご覧ください)
今回はご近所さんのご厚意で、2021年4月に実家近くの神奈川県小田原市にある山へ山菜「ふき」を摘みに行ってきました。その様子と調理方法をご紹介します。
山のふもとに着くまでに5分かかりました。

山にはみかんの木がたくさん植えられていて、木々の間を歩きました。

ミカンの木
そしてフキを見つけました。摘んでみましょう!

切ったり摘んだりしました。

それから私は彼らを家に連れて帰りました。

まず最初に必要なのは、調理する前に苦味を取り除く「灰汁取り」です。
切った後、茹でてみました。

茎

葉
茹でた後、真水に浸してしばらく冷ましました。
アクトリー完成!いよいよ調理開始です。
煮る(にる)は日本の伝統的な調理法です。フキを醤油、砂糖、みりん(甘酒)で20分煮込みました。


ふき煮

ふきの葉煮
先日、フキと鶏肉と他の野菜を混ぜた味付け丼を食べました。
葉っぱとエビを炒めておにぎりも作りました。

フキの楽しみ方はいろいろあります。

今回はフキを採って調理するのをとても楽しみました。採集して調理するというのは、私たちにとって特別な感覚を与えてくれると思います。狩猟採集民だった時代を思い起こさせるからかもしれません。
今後、春に日本を訪れる機会がありましたら、山菜採りや調理を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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