埼玉県より、モモシロカイガラムシ(Pseudaulacaspis pentagona)という害虫の被害を防ぐため、籾殻を有機的な方法で利用する実験の依頼を受けました。

あまり見かけない散布機。タンクは二重構造になっており、籾殻の混合と濾過を行います。

籾殻をタンクに入れた後、水を加えて混ぜて練ります。500Lのタンクなので、籾殻は2袋ほど必要でした。

散布するのは化学物質なので、マスクを着用する必要はありません。

茶葉に散布後の様子です。どうやら、籾殻自体ではなく、籾殻から発生するカビに効果があるようです。これにより、狭山産茶葉の安全性向上に一歩近づくことを期待しています。
この記事は、 害虫駆除に有機的な方法として米の殻を使用するというものです。YUNOMIに最初に掲載されました。