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Miyazaki Kamimizu Tea Farm - Yunomi.life
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宮崎上水茶園

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4世代続く家族経営の茶園

上水宗介によって創業された上水家は、宮崎県で120年以上にわたり茶栽培を続けています。現在では、茶樹のバイオリズムに合わせた茶造りを目指し、無農薬・無肥料栽培を実践しています。

会社沿革

宮崎県霧島山の麓、三股町は、豊かな太陽の光、豊かな土壌、そして清らかな水に恵まれた土地です。そこで、120年以上にわたりお茶の栽培を続けているのが、上水園です。

上水園は1896年、上水宗助によって創業されました。20歳の時に手揉みの技術を習得し、茶葉生産を始めました。日本の近代化が進むにつれ、茶業界にも機械が導入され、1931年には二代目が製茶機械を導入しました。1965年、三代目上水鈴夢が茶葉の生産から製造、販売までの全工程を自ら行うことを決意しました。

転機は1979年、晩霜により上水園の茶畑全体が壊滅状態に陥ったことでした。1980年、海外の同様の事例を参考に、茶畑にスプリンクラーを導入しました。

気温がマイナス2度まで下がると葉が枯れてしまいます。春先、茶の芽が伸び始める時期には晩霜が心配されます。そこで、マイナス2度まで下がるのを避けるため、畑全体にたっぷりと水を撒き、茶葉の温度を0度に保ちます。こうすることで、茶葉が凍って枯らさずに守るのです。この方法は大量の水を必要とするため、水資源確保が大きな懸念事項でしたが、1982年に地下水を利用することで茶葉を守ることに成功し、唯一晩霜の影響を受けない茶園となりました。

この出来事によって、上水さんは水の不思議さ、そして水が植物とどのように相互作用して植物本来の力を発揮するのかについて新たな洞察を得た。

バイオティー

1986年、上水進氏は、農薬や肥料を一切使用せず、太陽の光と水という自然の力だけで有機栽培された煎茶「ビオティー」を生み出しました。茶樹のバイオリズムに合わせて茶葉を育てていることから「ビオティー」と呼ばれています。気候に合わせて水やりをコントロールし、野生植物本来の力を最大限に引き出します。こうした「自然」な環境で育てられた茶葉は、1年間熟成させることで、豊かな香りと旨みが引き出されます。

バイオティーは若返りの効果があるとしてアスリートたちに認められています。

1991年の世界陸上選手権(東京開催)と1992年夏季オリンピック(バルセロナ開催)では、バイオティーを水分補給飲料として飲用した日本のマラソン選手が好成績を収め、陸上界におけるバイオティーの認知度向上に貢献しました。現在では、バスケットボール、バレーボール、ラグビーなど、様々なスポーツのアスリートが、水分補給飲料としてバイオティーを選んでいます。


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