私の住んでいる地域はまだ寒く、富士山は雪に覆われていますが、梅や早咲きの桜が咲き、確実に春が来ています。

体が温まり、春の訪れを感じさせてくれる「葛湯」という温かい飲み物をご紹介します。
葛湯って何ですか?
葛湯は、葛の粉末と甘味料を使った温かい飲み物です。葛は植物の名前で、その根から作られる粉末は、英語ではJapanese arrow root(日本語で「矢根」と訳されることもあります)とも呼ばれています。葛湯の独特な歴史、製法、そして健康効果について知っておくと興味深いかもしれません。
葛粉とは何か、どのように楽しむかについてはこちらをご覧ください。

葛湯は、風邪をひいた時や消化不良の時に、家庭薬として昔から家庭で飲まれてきました。とても効き目があり、寒い時期に体を温めてくれるので、私もよく飲んでいます。
トッピングには、すりおろした生姜、柚子ジュース、抹茶、 きな粉、黒ごま、黒蜜など、さまざまなオプションがあります。このレシピでは、塩漬けの桜の花を選びました。
塩漬け桜の秘密

桜の花の塩漬け
桜の香りを人に尋ねると、きっと「いい香りですね」と言うでしょう。でも、実は桜の花はそれほど香りが強いわけではありません。
塩漬けすることで芳醇な香りが立ち上り、その香りの成分であるクマリンはバニラのようなほろ苦い香りで、リラックス効果や安眠効果も期待できます。
風味はもちろん、塩漬けにすることでピンク色も美しく保つことができます。
桜葛湯のレシピ
材料
[1カップ分]
- 葛10g
- 蜂蜜または甘味料大さじ1杯(お好みで)
- 塩漬けの桜の花1〜2個を冷水に5〜10分間浸して塩抜きし、水を切ります。
説明書
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鍋に水と葛粉を入れ、中火で加熱しながら、とろみがつき透明になるまでヘラでかき混ぜ続けます。
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甘味料と桜の花を好みに合わせて加えます。
今日のおすすめ
葛粉

江戸時代より300年以上、清らかな井戸水を使い「吉野晒し」製法で葛粉を作り続けているメーカーの極上葛粉です。
塩漬けの桜
桜の花の代わりに、粉末を加えても構いません。指示に従って、他の材料と一緒にフライパンに加えます。
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1件のコメント
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