ほうじ茶ラボ 始動! Blog: Professional's Guide to Japanese Tea Category: hojichaSep 08, 2020 0 comments ほうじ茶..... みなさんはどうやって作るか知っていますか? この度、Ogura Tea Garden の小倉さんに協力していただき、YUNOMIオリジナルのほうじ茶商品を作ってみようという話になりました。 今回、まずはごあいさつということで、神奈川県小田原市にあるTEA FACTORY如春園に伺いました。 お店に入ると、左手の工房にこんな機械が。 なにに使うものか、わかりますか? 茶葉を焙煎する機械です。 「実際にほうじ茶を作ってみましょう。」ということで、早速、ほうじ茶作りを見せていただけることに。 まず火をつけて、筒があたたまるまで待ちます。 筒があたたまったら、茶葉を入れます。 ときどき、中の茶葉を取り出して、火の入り具合を確認します。 こうやって確認しながら、どこまで茶葉を焙じるのか決めます。 焙じるのはここまで、というタイミングが来たら、茶葉を取り出します。 いい香りです。 空間が、お茶のいい香りで満ちています。 取り出した後、風をあてて、茶葉を冷まします。 できました。 ほうじ茶を作る過程を見るのは、今回が初めて。 実際に目にしたことで、色々なことを知りました。気づいたこともたくさんありました。 【 今回学んだこと 】 使う茶葉によって、火の入り方が違う。 これはつまり、 「焙煎機の温度が◯◯℃になったとき、茶葉が◯◯色になる」 「◯◯℃で茶葉を取り出せば、おいしいほうじ茶ができる」 ということではないということです。 だからこそ、焙煎機の温度計に頼らず、自分の目で火の入り具合を確認することが、大切なのでしょう。 興味深いことに、茶葉の肥料の入りかたによっても、火の入り具合が変わるそうです。 ほうじ茶作り、奥が深そうです。 今回は、試しに3種のほうじ茶を作ってみたのですが、こちらの話はまた別の記事で。 ◇今日のピックアップほうじ茶 Hachimanjyu: Organic Roasted Hojicha 屋久島の八万寿茶園さんのほうじ茶 浅煎りタイプ、しゃきっとした味わいです。 Previous articleNext article Leave a commentAll comments are moderated before being published Name Email Content Post comment